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ひとり老後ガイド

老後の固定費の見直し:一覧にして、年額の大きい順に考える

最終更新:

このページの結論

老後の固定費は、住居費・水道光熱費・通信費・保険料・税と社会保険料・車関係・サブスクなどです。まずすべてを月額と年額で書き出し、年払いのものは12で割って月額にそろえます。

見直しは、年額の大きいものから順に、「変えると年額でいくら変わるか」で判断します。月数百円の差より、年に数万円変わるものが先です。

老後の固定費の一覧

自分の固定費を書き出すための表です。月額と年額の欄は空けてあります。印刷して書き込むか、紙に写して使ってください。

固定費の一覧(月額・年額は自分の数字を書く)
項目主なもの月額年額確かめる書類
住居費家賃、管理費・修繕積立金、固定資産税、火災保険____円____円賃貸借契約書、管理費の明細、納税通知書
水道光熱費電気、ガス、水道、灯油____円____円請求書・検針票(使用量のお知らせ)
通信費携帯電話、固定電話、インターネット____円____円利用明細
保険料医療保険、火災保険・地震保険、自動車保険____円____円保険証券、保険料の払込通知
税・社会保険料住民税、国民健康保険料または後期高齢者医療保険料、介護保険料____円____円住民税の通知書、保険料の決定通知書、年金振込通知書
車関係駐車場代、自動車税、車検、ローン____円____円納税通知書、車検の明細
サブスク・会費など定額の配信サービス、新聞、年会費____円____円カードの明細

マンションの管理費・修繕積立金や、持ち家の固定資産税のように住まいで決まる固定費は、住まいを選ぶ段階でほぼ決まります。住まいの種類ごとの違いは終の棲家の種類を比較と老後の住居費:持ち家と賃貸で整理しています。

年払いを月割りにする

固定資産税、火災保険、自動車税、車検、年会費など、年に1回や数回だけ払うものは、払う月だけ家計が苦しくなりやすい出費です。年額を12で割った額を毎月の固定費に足しておくと、払う月にあわてずにすみます。

年払いの月割り = 年額 ÷ 12(例:年120,000円なら月10,000円)

逆に、毎月払っているものは12を掛けて年額にすると、1年で見た大きさがわかります。

見直す順番

  1. 全部を書き出す:上の表に、月額と年額の両方を書きます。わからないものは書類で確かめます。
  2. 年額の大きい順に並べる:住居費や税・社会保険料のように、大きくても自分では変えにくいものもあります。変えられるかどうかに関係なく、まず並べます。
  3. 変えられるものを選ぶ:契約の見直しや解約で変えられるもの(通信費、保険料、サブスクなど)に印をつけます。
  4. 年額でいくら変わるかで決める:見直した後の年額との差を書き、差の大きいものから手をつけます。

手元の書類で確かめる

見る書類

  1. 通帳やカードの明細で、毎月引き落とされているものと、年に1回だけのものに分けて印をつけます。
  2. 税と保険料は、市区町村から届く通知書や、年金振込通知書で年額を確かめます。
  3. 通信と保険は、契約の内容(何に払っているか)も一緒に書き出します。使っていない契約が見つかることがあります。

自分の数字で固定費を計算する

書き出した金額を入れると、固定費の合計、収入に占める割合(固定費率)、月の収支を計算します。

月々の固定費チェッカー

金額はすべて円で入れてください。空欄は0円として計算します。

収入(月額)
年金振込通知書の「振込額」(2か月分)なら、半分にして入れてください円
円
固定費(月額)
家賃、管理費・修繕積立金など円
円
携帯電話・固定電話・インターネット円
円
年金から引かれる分も含めて、年額を12で割った額円
駐車場代・ローンなど毎月の分円
定額の配信サービスなど円
年払いの費用(年額)
固定資産税・自動車税など円
火災保険など円
車検・更新料・年会費など円

月割り:0円年額の合計 0円 ÷ 12(円未満は切り捨て)

変動費(月額・任意)
食費・日用品・医療費など円
月の収入合計
0円
固定費合計(月額換算)
0円
固定費率(固定費合計 ÷ 収入合計)
―
収入を入れると計算します。
固定費を引いた残り
0円
月の収支
0円

月の収支はプラス:毎月 0円 残ります

変動費が空欄のため、月の収支は「固定費を引いた残り」と同じ額です。

この計算について

  • 入れた金額を足し引きするだけの計算機です。税金や保険料そのものは計算しません。金額は通知書や請求書で確かめて入れてください。
  • 入れた数字はこの端末の中だけで計算し、保存も送信もしません。

5つのものさしで点検

  1. 1. 月額と年額をそろえる年払いは12で割って月額に、月払いは12を掛けて年額にして並べる
  2. 2. 固定費と変動費を分ける固定費を先に固め、収入から引いた残りで変動費をまかなえるかを見る
  3. 3. 手取りで見る収入は、税・社会保険料が引かれた後の振込額で入れる
  4. 4. 一時費用と予備費を分ける固定費に予備費を混ぜない。突発費は予備費として別に持つ
  5. 5. 公的制度で賄える範囲を先に確認する医療・介護の費用は、公的制度の上限を確かめてから固定費に入れるかを考える